Case examples

受講事例

KECのプログラムを受講されるきっかけは、皆様それぞれ。さらに、一人ひとりのこれまでの英語学習歴も、今後の課題、目的、学習ペースやスタイルもそれぞれ異なりますから、コーチングの内容が様々なのは当たり前です。

こちらでご紹介する内容はこれまでの事例のほんの一部ですが、今のあなたと同じような悩みを抱えて受講されたケースがあるかもしれません。

ケース1:
『わかったふりをしてしまう…』

受講のきっかけ

アメリカの大学に留学後、現地の企業に就職。社内、取引先とも使用言語は英語という環境にある。業務上特に問題になっていることはないが、自分では自分の英語に満足していない。
特に会話をしているときに、わからないことがあってもわかったふりをしてしまい、流す癖がついている。そのふりがどんどんうまくなっているために、相手にはわかっているように勘違いされているのが気になる。
TOEIC900点以上。さまざまな学習を試してきた。
将来的にさらにステップアップするためにも、ここで一度自分の英語をきちんと鍛えなおしておきたい。

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会話

社内でいちばんよく話しているアメリカ人の同僚との会話を収録し、教材とする。
自分で聞いてみると、やはりわからないところを笑ってごまかしたりしていて、自分のずるさに腹が立った。

コーチング

コーチから「わかったふりも大事なスキル」と言われて驚いた。また、「相槌の打ち方がアメリカ流」と褒められ、考えたこともなかったので、これにも驚いた。
しかし、「ということは日本語の会話では相槌が不足しているかも」と指摘され、心当たりもあったので、以後日本語で話すときに気をつけるようになった。「会話は相手との協同作業」「わからないことがあったときは相手の助けを上手に引き出す」と言われたことが印象に残った。
「レッスン」を使って、わからないときにわからないシグナルを出す方法を考え、準備する。「Independent Study」では、相手を変えて会話をし、実際の場面でシグナルが出せるか試してみようと思う。

ケース2:
『外国人と会って話す機会がなくなり、久しぶりの英会話で緊張してしまう…』

受講のきっかけ

英語が好きで英会話学校に通っていたが、田舎へ引っ越し、学校に通うことも、外国人と会って話す機会もなくなってしまった。
以来、独学で英語を続けてきたが、使っていないぶん、英語力は落ちているような気がするし、この先なにをやっていけばいいかわからない。
英検2級、TOEIC 700点程度。
オンラインでできるコーチングで、伸び悩みから脱出したい。

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会話

長年イギリス英語を好んで学習していたということで、KECパートナーのうちから、イギリス出身者を選んでビデオ会話を行う。
久しぶりの英会話で緊張し、会話中もあせって頭が真っ白になったりした。自分ではぜんぜんダメだと思い、録音後の感想にも反省点をたくさん書いた。録音した会話を聞くのも怖くて、数日は聞く勇気がなかった。

コーチング

音声ファイルとトランスクリプトを見たコーチからのフィードバックを受ける。リスニングCDなどで鍛えた聴解力は自信があったので認めてもらってうれしかったが、文法力を褒められたのは意外だった。
話したり、聞いたりする中に高い文法力が現れていると指摘され、目からウロコが落ちた。「独学でやってこられたことがちゃんと会話中に発揮されていますよ」と言われ、今後の会話が楽しみになった。

ケース3:
『夫の海外赴任で英語をやらなければならなくなった…』

受講のきっかけ

英語は学生時代から大の苦手だったが、暗記で何とか乗り切った。英語とは一生縁のない人生だと思っていたのに、夫の海外赴任をきっかけに英語をやらなければならなくなった。
アメリカに住んで2年経つ。日常生活はなんとかなっているが、ネイティブばかりの集まりに参加したりすると、やはり自分の英語力のなさにがっかりする。TOEIC等の資格試験は受けたことがない。

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会話

知り合いに頼むとゆっくり話してくれたり、つたない英語でも理解しようとしてくれると思うので、あえて初対面の人と話す機会を持とうと、KECパートナーとの通話を録音。
いろいろ質問されたのだが、せっかく聞き取れても単語でしか返せず、文法を考えていたら間があいたりしてしまった。会話になっていなかったと思うので、かなりへこんだ。

コーチング

最初コーチに「良いところを探してください」と言われたときは、「そんなの1個もないよ」と思ったが、「相手の立場から見たとき、この日本人は話しやすい相手だと思いませんか?」と言われて、そんな見方もあるのかと驚いた。
「話し手になること(しゃべること)だけがコミュニケーションではない。」と言われて初めて、自分が「ペラペラ話せるようになること」だけを追いかけていて、コミュニケーションの本当の意味がわかっていなかったのだと気づいた。
自分には「聞き手としてのスキル」という強みがあるのだとわかり、気が楽になるとともに、自信のようなものがわいてきた。