the method

コーチング・メソッド®

コーチング・メソッド®とは

KECでは独自に開発した英語・英会話教授法「コーチング・メソッド」を採用しています。
※「コーチング・メソッド」はKECの登録商標です。

「コーチング・メソッド」は、英語教育とコミュニケーションの研究者で、国際コーチ連盟認定言語コーチでもあるKECコーチ・神谷えみが開発した、「コーチングを通じて学習者の可能性をひきだし、学習者の自走をうながす英語・英会話学習教授法」です。

1. コーチと出会う

コーチと出会う

英会話スクール、独学・独習など、これまで学習を重ねてきたものの、一定のレベルから伸びなかったり、なんとなく自信がなかったり、どこをどう改善すればよいかわからなかったり…。
そんな中でコーチと出会います。

2. コーチングを受ける

コーチングを受ける

体験セッションで内容に納得できたら、いよいよプログラムを開始。コーチとコミュニケーションを取りながら、カリキュラムを進めていきます。コーチングは基本的に日本語で行われます。

3. 気づきを得る

気付きを得る

コーチと一緒にプログラムに取り組んでいく中で、これまでとは違った角度で自身の英語やコミュニケーションを見つめ直します。コーチングを通じて、自身の強み、改善すべきところなどについて、気づきを得られる場面が出てきます。

4. 自立した学習者へ

自立した学習者へ

効果的な学習方法を身につけ、自立した学習者になったあなたは、コーチの元から卒業します。KECのプログラムで身につけた基礎を生かし、さらなる成長を目指してください。

「コーチング・メソッド」にはさまざまな要素が複雑に絡んでおり、適切に使うためには高い技術が求められます。でも、その成り立ちは意外とシンプル。学習者の力を伸ばすことばかり考えていたら、そのために必要な要素がお互いに引き寄せあうようにして集まり、溶けあって、メソッドとして自然にうまれてきたのです。


コーチング・メソッド®の誕生

例えば、音楽や演劇、絵画や書道、スポーツなど人を育てるあらゆる分野で、指導者は一歩はなれたところから必要な助言をし成長を見守ります。では、なぜ英会話教室では講師と生徒が直接会話しているのでしょうか。教室での人工的な会話の練習は、実践の場でどれほど役に立っているのでしょうか。

そうした疑問を出発点とし、アメリカの大学院で第二言語習得や会話分析の研究をすすめる中で、日本人の英会話をたくさん聞いてきました。そこには「この学習者がどうやって英語を勉強してきたか」「何ができていて何が足りないか」という貴重な情報がたっぷり詰まっていました。「この情報を本人に届けることができたら、この学習者の英語は飛躍的に伸びる」と考えました。

同じ頃、偶然にもコーチングというアプローチに出会いました。「学習者の可能性を信じ、コーチも学習者と一緒に成長する」という姿勢、「やがてコーチが離れても成長し続ける学習者を育てる」という考えは、まさにKECが目指す英語・英会話指導のあり方でした。

こうして「英語教育」「コミュニケーション」「コーチング」の3本柱が揃い、2010年春、「コーチング・メソッド」がうまれました。以来、このメソッドは新しい発見やインプットを取り入れて日々進化を続けています。

コーチング・メソッド® 概略図

コーチング・メソッド®の特徴

「コーチング・メソッド」を使ったKECのプログラムでは、学習者が自分と向き合い、よいところ・改善したいところを自分で見つけ、自らに必要な学習を選んで実行します。

コーチング・メソッドには4つの特徴があります。

1

“No two learners are the same.”

(「2人と同じ学習者は存在しない」という前提)

コーチング・メソッドでは、どの学習者も唯一無二、世界に2人と同じ学習者は存在しないと考えます。
他の人の学習法があなたに合うとは限りませんし、あなたに合う学習法が他の人に合わなくても構いません。

それぞれの学習者の動機や目的を共有したコーチが、学習者とともに、学習者の目標を達成するために、学習者と二人三脚でプログラムを進めていきます。

2

Enables bespoke curricula

(学習者にぴったり合わせたカリキュラム)

“Bespoke”とは、特注で、依頼者だけにぴったり合うよう仕立てた状態のことです。
採寸し、生地を選び、仮縫いを試着して動きを確かめるようなイメージで、カリキュラムを作っていきます。

コーチは一人ひとりの学習者の目的や学習スタイルを把握し、最適な提案を最適なタイミングで提供します。
学習者は、自分の実際の会話を教材とし、そこにあらわれる自分の能力、特徴、個性を評価する経験を通じて、目標を明確にし、それに近づくために必要な情報や課題、学習法などを自ら探します。

これを実現するためには、コーチと学習者の間の信頼関係が不可欠です。

3

Maximizes the benefit of learners

(学習者のBenefitを最大化)

二人三脚で特注のコーチング・メソッドは、1つのやり方を生徒全員に当てはめるような画一的な教育とは対極にあります。
コーチは一人ひとりの異なる学習者が、異なる目標に向かって絶えず変化するのに合わせ、導き方を変えます。
緊張感を保ち、手を抜くことも気を抜くこともできません。
画一的な教育と比べると、特に教える側にとっては手間がかかり、かなり非効率的です。

しかし、学ぶ側にとってこれほど実用的で効率がよく、効果的な学習方法はありません。
その意味で、KECのコーチング・メソッドは学習者のBenefit(メリット、得)に徹底的にこだわっていると言えます。

4

Supports lifelong learning

(ずっと続く学びをサポート)

コーチは学習者にフィードバックを与えながらサポートし、学習者が自立できるように導きます。
それは、プログラムが終わっても、学習者の学びは終わらないからです。
学習者は常に自分の学習に責任を持ち、プログラム修了後は一人で学習を続けていくことを意識しながら、自らの言語的能力やコミュニケーションスキルを正当に評価する方法を学びます。

学習の主役は、学習者本人でなければなりません。コーチはその傍らで道筋をつけるヒントを与えたり、軌道修正をおこなったりします。
「コーチング・メソッド」を採用したKECのプログラムは、最初こそコーチが手取り足取りの牽引をしますが、コーチはだんだんと手を離し、最終的には学習者が一人立ちしてコーチのもとから旅立っていけるように計画されています。
「今までやってきたことは無駄じゃなかったんだ」
「自分の英語はこうすれば伸びるんだ」
「こうやって学習を続けていけばいいんだ」
KECはそれをすべての学習者に発見していただきたいと考えています。