修了生インタビュー

「自信は衣装のようにまとえばいい」 自分のマインドが変わった

<プロフィール>
Mさん/50代女性/受講期間:10週間(KEC Lite
「海外旅行を楽しみたい」と思い、英語の学び方を模索する中でKECに出会う。コーチの人柄と、学習者の自立を促すプログラムに魅力を感じて受講を決意した。
インタビュー・文:建石 尚子

海外旅行を楽しむために英語を学びたい

子育てがひと段落した頃、海外旅行を楽しみたい気持ちがあり、サークルに入って英語を学び始めました。当初は「Nice to meet you.」もスラスラと出てこないくらいの英語力。わからないことが多いからこそ、少しでも話せると嬉しくて仕方がなかったんです。

その後コロナ禍で実際に仲間と会うことは難しくなり、Zoomを使って外国人の方と話す会に参加するようになります。相手の話していることが全く聞き取れず、自分の英語力のなさに落ち込みました。学び始めた頃は楽しかったのに、いつしか楽しかったことも忘れていきました。

それでも「せっかく続けてきたんだからやめたくない」と思って、たくさんの本を読んだりYouTubeを見たりして英語を学びました。けれどすぐに飽きてしまい、長続きはしませんでした。

体験セッションで、「否定されない」ことに驚いた

試行錯誤する中で、インターネットでKECを知りました。体験セッションは、自分のモヤモヤした気持ちを全て吐き出したような感じです。英語学習が続かない自分に対する罪悪感を話しました。

「そんなやり方をしてきたからダメなんだよ」と否定されるとばかり思っていたら、コーチのえみさんは「Mさんに合っていないだけですよ。悪いことではありません」と言ってくれたんです。「えー?否定されないの?!」と、カルチャーショックを受けたようでした。えみさん自身が魅力的な方だと思ったこともあり、信じてやってみようという気持ちになりました。

身についたのは英語だけではなかった

体験セッションを受けてからは、すぐに申し込みました。カウンセリングのあとは個別プランを立ててくれます。1回目のテーマは、「自信を持って話す」。ただ英語を教わるというよりも、「自信を持つとはどういうことなのか」を教わった気がします。

私は経験や知識のある人だけが自信を持って話せるものだと思っていましたが、えみさんから「自信満々に見える人も、本当に自信があるかはわかりませんよ。普段人前に出るときは正装しますよね。自信を持つことも同じで、相手への礼儀として身にまとえばいいんです」と言われたときは衝撃的でした。

セッションの中で「自信という衣装をまとって、そのように振る舞うことで本物になる」というTEDの動画を見たことで、えみさんのお話により説得力が増しました。もちろん本物になるまでには本人の努力が必要なのですが、「自信はまとえばいい」と思うと気が楽になりました。

10週間を振り返ると、えみさんには感謝の気持ちでいっぱいです。仕事で使っていたり、大きな夢や学びたい意欲がある人は、きっとその分悩みも大きいと思います。そういう方は、今すぐにでも申し込んでみて欲しいです。