修了生インタビュー

「自分だけの学び方」を手に入れられる、濃密な時間でした

<プロフィール>
Hiroさん・男性/ヨーコさん・女性/受講期間:10週間(KEC Lite
ご夫婦で別の曜日に受講。Hiroさんは大学勤務と同時に整体師としても活動。学内での英語使用のほか、渡米時に会う整体のクライアントとも会話できるレベルが目標。ヨーコさんは娘さんが米国在住、渡米した際は友人や家族ともっと深い話ができるようになりたいという目標があった。
インタビュー・文:丘村奈央子

——お二人が受講を決めたきっかけは何でしたか。

Hiro:知り合いがえみさんを知っていて、とても優秀な人だという話を聞いていました。それに「英語とコーチング」という組み合わせが珍しい。「何をするのだろう?」と前向きな興味がありました。

ヨーコ:私は以前、週1回の英会話レッスンを受けたことがあります。でもそれだと先生が察して分かりやすい英語を話してくれるので力にはなりにくいんです。今まで勉強したことが全然まとまっていない、自分の中に積み重なっていない感覚がありました。でも10週で集中して取り組んだら何か新しいものが生まれるんじゃないかと受講を決めました。

Hiro:二人とも英語学習に手詰まり感があったので、そこから脱却できそうな予感を持ちましたね。

——実際に受講して、どんな変化がありましたか。

Hiro:私の場合「間違えたら恥ずかしい、自分をよく見せたい」という気持ちのせいで会話のフリーズを起こしているのだと分かりました。これはえみさんに直接指摘されるのではなく、セッション中に自分で問題点が分かるんです。

セッションの最初の15分ほどは英会話をして後は課題の確認をしていたんですが、やっぱり課題はえみさんから言われるわけではないんですよ。話しているうちに自分で課題を言ってしまう。「次まではこうしたほうがいいですよね」と私が理解して、それがセルフ・ラーニングになるので次回までに実践する。昔から夏休みの宿題を後回しにしてしまう子だったのですが、今回はモチベーションを高く保って「やろう」という気持ちになったのは自分でも面白かったなと思います。

ヨーコ:私は最初、えみさんからTEDのある動画を紹介されました。学習は結果を求めるのではなく過程が大切、今はそのプロセスにいるだけだという趣旨で「ああ、これは今の私にぴったりだ、ちゃんと咀嚼すべき話だ」と思えたんです。

そこで自分から全文を写し取って、意味を全部調べてみました。今までそんな勉強はしたことがなかったんですが「やってみたい」と思って始めたんですね。そこで「分からないことがなくなる気持ちよさ」を知って、このやり方が自分に合っていると納得したというか、自分はこの方法で学べばいいんだと分かりました。

——お二人とも、自然と英語学習に積極的になれたんですね。

ヨーコ:自分の学び方を発見するのにコーチングがとても有効でした。一人ではとても難しい。学習における濃密な時間は、励ましてくれる人や方向を導いてくれる人がいて初めて実現するのではないでしょうか。

Hiro: KECは「自分の課題を自分で見つける・克服する方法を提案してもらえる」のが大きな特徴で、本当に導き方が上手です。今後レベルアップして新しい課題が見つかっても真っ先に相談すると思います。必ず応えてくれるという確信がありますから。